グローインペイン(鼠径部痛症候群)の原因とは?のハナシ
カーボベルデ VS スペイン
カーボベルデってどこやねんw
スペインのワンサイドゲームやろな!
とか思ってました。
あ、W杯の話です。すみません。
カーボベルデ。どこの国か。
調べたらアフリカの横にある群島の共和国らしい。
そんな島国が優勝候補に勝てるわけがないやろw
そんなうつつを抜かしていた自分を殴りたい。
いやはや、負けない戦いを徹底してましたね。
ちょっと泣きそうになるくらいいい試合でした。
40歳のGKがヒーローだと思います。
さて、サッカーの話題ばかりしてますのでサッカーに多い怪我の話でもしようかしら。
そうだな。グローインペイン(グロインペイン)という言葉について話しましょう。
グローインペインとは?
グロインペイン、グロウインペイン
いろんな表記がありますが、呼称はどれでもいいです。
同じ意味なので。
英語だとGroin Painって表記されますね。
さてこのグローインペイン。
日本語にすると「鼠径部痛症候群」といわれます。
文字通り鼠径部=股関節の付け根
あたりが痛む疾患…いや、症候群ですね。
個人的には疾患で良いと思いますが。
どこが痛む?
股関節前面に痛みが出現する事が多いと思っています。
ただ、人により詳細な場所は異なる事が多い。
内ももの付け根に来る人もいれば、恥骨付近に来る人もいる。
下腹部や骨盤付近に痛みが出る人などと、痛む場所についてはかなり多岐に渡ります。
なのでとりあえず「股関節付近が痛む」という認識でいいですね。
なりやすい人は?
基本的には運動をしてる人が多いです。
バスケやアメフトとかの、切り替えしの多いスポーツに発症する人が多いです。
+キックという動作の多いサッカーでは更に頻発するとされています。
なんでなるの?
世間一般では、柔軟性の低さや体幹に筋力の問題が囁かれます。
そういった筋が伸びないという事や、筋力不足、運動協調性(筋の使い方)の問題で対象の筋肉が引っ張られて痛めるよ~。
こんな感じですね。
まぁ、間違ってはないんだろうと思います。
ですが、根本はそこじゃないと考えます。
よく言われるのは以下の構図ですね。
柔軟性が低いのが要因
→筋が伸びない
→ランニング、切り返し、キックで筋が伸ばされる
→付着部が過度な牽引を生じ炎症等を起こす
まぁ、なんとなく合ってそうに見えますね。
では、このような疑問を投げかけましょう。
走る、切り返す、キック。
そこまで柔軟性が必要な動作でしょうか?
その時の姿勢をとってみてください。
走る姿勢で股関節周りの筋が伸ばされてる感じ、あります?
キックは、まぁ、まだ多少の可動域を求められるかもですが、それでもです。
でもこれくらいの動作であれば、体操選手みたいな柔軟性って必要ないんですよね。
あ、トップレベルの選手は別ですよ。
じゃあなにが原因なの??
先の説明では筋が過剰に引っ張られて痛めてると言いました。
そこの起点は変わらないと思います。
問題は「なんで過剰に引っ張られるの?」だと思います。
柔軟性の低さ?
そんな走る事に抵抗あるくらい硬いの?
あんまいないと思うけど…。いるかもではあるが。
では筋力不足?
まぁ関与はあるだろうが、運動してるのに筋力足りない事案って少ないと思う。
初心者やブランクある人は別だけど。
関与はしますので全否定はしません。
しかし本質はそこじゃないんですよね。
本質本質って何が本質なん?
なんで筋が過剰に引っ張られるくらい硬くなってるのか。です。
なぜ内ももの筋や太ももの筋が硬くなるのか。
ここが本質です。
なんで硬くなってるの?
これは柔軟性の低さでも、体の使い方でもないと思います。
負担がかかる状態が強制されている。という事案が多いと思います。
筋肉は簡単に硬くなる
ここは生理学や解剖学という基礎医学の範囲なのでざっくりとした説明としますね。
筋肉は繊維構造です。
鶏むね肉想像してください。繊維ってあんな感じです。
では筋肉が動く仕組みですね。
適当な本を二冊持ってきてください。
その本を小口同士向き合わせてください。
では、一ページずつ交互に重ねます。
あれです。摩擦の実験で抜けなくなるよーってやつあるじゃない?
それと同じ様にするんですよ。
すると、右の本と左の本のページが1枚ずつ交互に折り重なる形になりますね。
これがスライドする様に動くんですよ。
ではこの状態から片方の背を少し持ち上げてみてください。
折り重なったところは、曲がりますよね?
こうなったら筋肉って構造上、上手く動かんのですよ。
他にもあるが…
まぁ硬くなる理由はこれだけじゃなにですが、大体のグローインペインではこの事象が生じてる印象です。
真っ直ぐしてやれば、自然に治るんですよね。
身体は治す機能あるからね。
環境づくりをしてやるんですよ。
セルフチェック方法!
明確なセルフチェックなんぞムズイぞ?
症候群という言葉は、原因がはっきりと特定されていない時や、複数の原因が絡み合っていると考えられるものをとりあえずひとまとまりのグループとしてる時に使う名称である。
さっきは一例を挙げたが、別要因だってあるんです。
そんなふわっとしたものを完璧にチェックできる指標なんてなかなかないんです。
これができたらOKみたいな単純な判断基準は当てにならない事が多いです。
ましてや医学知識が無い場合は余計に難しいもんです。
痛む時点で専門家に相談しましょう。
最後に
グローインペインは
「痛い場所」と「原因の場所」がズレることが非常に多い症状です。
自己判断で対処したり、治療をしていても改善しないケースが多いのはそういう理由なんだろうなと思います。
しかし、原因の場所にアプローチできればスッと楽になったりする事が多いです。
面白いよ。いきなりゼロとまではいかんけど、明確にあれ?ってなる感じ。
もし
- なかなか痛みが引かない
- 運動すると再発する
- どこをケアすればいいか分からない
そんな状態であれば
一度当院に相談してみてください。

