乳酸菌のハナシ
夏風邪をひきました。
熱はないんですが、喉がやられました。
やはりここが自分の弱点だな。
風邪の時、絶対に喉からくるんですよ…
あの、虹色のベンザとかないっすかね?
なんか強そうな感じやんか。
困った患者この上ないな。やめとこう。
まぁ年齢のせいか、免疫が落ちてきてる気もする。
そんな話をしていると、たまに言われるんですよね。
「ヤクルト飲めよ!」
……乳酸菌って、そんなにいいのか?
というわけで、今回は
乳酸菌と免疫の話をゆるく整理してみます。
乳酸菌ってなに?
人間って体の中に大量の菌を飼ってます。
いわゆる「共生」ってやつですね。
その中に乳酸菌があるわけですね。
で、ここがポイントなんですが
乳酸菌って特定の1種類の菌じゃないんです。
ある条件を満たした菌の総称なんですよ。
しかも、腸だけじゃなくて
口の中
腸内
膣内
みたいに、いろんな場所にいます。
同じ「乳酸菌」でも、実は中身はけっこうバラバラ。
これちょっと面白くない?私だけ?
なんで免疫と関係あるの?
いくつか理由があるとされてますね。
ざっくりは
- 酸性だから
- 場所を埋めるから
- 環境を作るから
の3つが主流ですね
酸性だから
まず、乳酸菌は「乳酸」を作ります。
だから乳酸菌。
さて、乳酸は酸性です。
この乳酸が多い環境を作るんですよね。
これが結構重要で、
多くの悪い菌は酸に弱いです。
菌てね、そのままが悪さするってよりは
菌が住みつく → 増える → 毒を出す
という流れで悪さする事が多いんですよね。
これが酸性環境だとそもそもとして増えにくくなる。
繁殖させない=被害を防ぐ
みたいな考え方ですね。
場所を埋める
菌も繁殖するにはスペースがいる訳です。
苗床とでも言いましょうか?
乳酸菌がその苗床を先に陣取っちゃうわけ。
乳酸菌が先に居座っていれば、
悪い菌が入り込む余地が減る。
そんな考え方ですね
環境を作る
皆がイメージしてるのじゃないかな?
「腸内環境」ってやつですね。
腸には免疫細胞がかなり集まってます。
その免疫の流れに乳酸菌って関与してたりします。
「じゃあ乳酸菌増やせばよくね?」
という話になるわけです。
うーん至極単純。
でもアンチ意見もある
ここでよく出るアンチ意見。
「飲んでるけど、よく分からん」
医学的にもこんなツッコミがある。
- 胃酸でほとんど死ぬのでは?
- そもそも腸に定着するの?
ちなみにこれに対しては
「死んでも意味あるよ」という説もある(ここ面白い)
ただ、免疫の変化なんぞ体感として分かりにくい。
分かったらそれは特殊能力だと思う。
じゃあ結局どっち?
結論
人による。
これに尽きると思います。
なぜ意見が割れるのか
「ふざけんな!!」
「読んだ時間を返せ!!!」
だって結論から言えって上司が言ってたもん!!!
私は悪くないもん!!!!
だってそうじゃんか!!
最初にも言ったけど
乳酸菌にはいっぱい種類あるんだよ!?
どれが合うかなあんてわかんないもん!!!
種と株
まともになりましょう。
乳酸菌って条件さえクリアしてれば乳酸菌を名乗れる訳です。
つまり乳酸菌Aがいれば乳酸菌Bも乳酸菌Cもいるんです。
乳酸菌というグループがあり、その中には細かい区分があったりするんですよ。
この菌グループを「種」
区分を「株」
とか言います。
堅苦しい表現は比喩するのが一番。
日本人という「種」がありますよね?
その日本人にも
足が速い日本人
頭いい日本人
筋肉ゴリラジャパニーズ
と、まぁいろいろいますよね?
これが「株」ってわけ。
つまり、
同じ乳酸菌でも性能が違ったりするんですよ。
多分耳にしたことあるんじゃないですか?
シロタ株とかプラズマ乳酸菌とか。
これが株の違いって訳です。
同じ乳酸菌だけど、株が違うから特性は微妙に違ったりするんですよね。
人によって効く・効かない理由
皆なんとなくで分かるでしょ?
人の身体ってそれぞれ違います。
ヒトという大枠は一緒でも
指の長さも違えば、顔も違う。
内蔵も大きい小さいあるじゃん?
あれって腸内環境もそうだと思う。
だからこそ
・Aの乳酸菌株が合う人
・Bの乳酸菌株が合う人
が出てくるんじゃないですか?
「効かない」=「その株が合ってない」
この構図の可能性もある。
個人的な推論
ぶっちゃけ
乳酸菌だけで免疫が劇的に変わるとは思ってない
です。
なんでこのブログ書いてんの?
そんな意見は宇宙に投げ飛ばしましょう。背負い投げぇ~!
ま、身体に合うやつに当たれば体感は出る可能性はあるんじゃない?位
免疫って、そもそも腸内環境だけじゃないですしね。
- 体質
- 睡眠
- 食事
- ストレス
- 運動
- etc…
こういったものの総合力かと。
乳酸菌はその中の一要素に過ぎない。
気楽に付き合えばいい
乳酸菌全任せは乳酸菌が可哀そうよ。
そもそも免疫なんて色んなモノの複合要素なんだから。
だからこそさ、
「続けなきゃ…」じゃなくて
「試してみるか~」くらい
でええと思います。
「変わらん。これ違うな。次いこ」
こんなんでいいんじゃない?
お通じとかであれば変化分かりやすいですが
免疫なんて変わったかどうかなんてわからん。
「そういや風邪ひきにくくなったな…」
なら成功でええんちゃいます?
ちなみに自分はヨーグルト系は味が好きなのでよく食べてますが、
免疫は正直そこまで変わってない気がしてるw
今回も普通に風邪ひいてるしな。
好きだから食べてるので文句はない。
最後に
もしかしたら、自分に合う株は別にあるのかもしれないし。
あるいは、生活習慣の問題かもしれない。
ここまで色々書きましたが、
結局のとこ「乳酸菌を摂れば健康になる」
というのは乳酸菌に責任負わせすぎです。
免疫はそんなにチョロくないと思うぞ。
ま、確実に言えるのは
意味のある積み重ねは、ちゃんと変化出すという事。
乳酸菌頼りじゃなくてさ
・よく寝て
・そこそこ食べて
・ついでに乳酸菌も摂る
このくらいのが、ちょうどいいんじゃないですかね。
……と書いてる本人が現在進行形で風邪なので、説得力は地に落ちている。
え?地面にめり込んでいる?
人間、理屈では勝てない。
人間、感情が全部持っていくんだ。
エビデンス?知らん。
論文?読んでない。
でも「なんか良さそう」は最強だぜ?
今日も私は
「これで健康になれる気がする」
その気だけを頼りに、ヨーグルトを食べる。
飲むヨーグルトをすすり、乳酸菌にすべてを委ねる。
体内ではたぶん菌たちが頑張っている。
いや、頑張っていてほしい。
むしろ祈っている。
そして風邪をひいていく。
完璧ではないか。
健康とは、信じる心でできているのかも。
(普通に喉痛い)

