分離症
相も変わらずフットサルをボチボチこなしております。
基本は30ちょいの私が若手軍団になることが多いのですが
時には20代、ひいては10代の方も参加されることがあります。
まぁ、動きのキレが凄いのなんの。
私も昔は動けたんだ…!
過去の栄光にすがる情けないおじさんの誕生である。
さて、じゃあ今日はそんな若人に多い腰のお話でもしようか
「腰椎分離症」
とかにしましょう。
腰椎分離症とは?
特にスポーツをしている子供(10歳代)に多発します。
もっといえば成長期です。
ま、端的に言いますと腰の骨の疲労骨折ですね。
一回でボキッ!といく例はあんま聞いたことが無い。
いやまぁ、なる時はボキッ!なんだけど、そういう事じゃなくて
知らん間に折れてて
「なんかいてぇんだよなぁ」って検査したら
実は折れてました。ってなってるパターンが多いかと。
スポーツをしている子に多いと言いましたが
力学的に考えれば
体幹を反らす+捻る
この動作が多いスポーツをしている子に頻発します。
バレーのスパイク動作や、サッカーのキック動作
野球のピッチング動作などですかね。
もちろんこの競技以外にも発生はします。
それでも体幹を反らす+捻るの動作が関連としては可能性大だと思う。
腰椎分離症の詳細
さて、先程は腰椎分離症は『腰の骨の疲労骨折』と評しましたが。
腰の骨のどこがどう折れるか。
この辺が上手くイメージできてない人が多い。
まぁこの辺は解剖を知らなきゃイメージが湧きにくいですね。
という訳で優しいあーしがイメージを手助け。
腰椎の解剖
細かい部位の名称とかはさておき
腰椎を一個引っこ抜いてみましょう。
達磨落としみてぇなイメージね。
なんとなくイメージできた?
ほんじゃ、次はこれのどこが折れる?って話なんだよね。

大体は赤線の部分ですね。
まぁ微妙な違いはそれぞれあるが、簡単なイメージならこれくらいでいい。
え?ナニ?
同業者ですって?
説明が面倒すぎるな。
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12637323/
この辺読んどけ。
発生部位と骨折線について研究されてっから。
腰椎分離症のステージ
ここが結構重要なんですよ。
ステージってなんじゃい!!!
『進行度』と表現すれば分かりやすいか。
この進行度には3つ(正確には4つ)
ありまして
初期→進行期(2フェーズ)→終末期
このようになってます。
お察しの通り、初期であれば基本予後が良い。
この辺の判断はCTやMRIになるので、私がどうこういう話じゃない。
知識欲満載で気になる方は「🔍腰椎分離症 ステージ分類」で検索しといて。
腰椎分離症の対処
まずは安静&スポーツなどしていれば中止
この判断になることが多いです。
初期なら3カ月程度、進行期以降なら半年程度の安静
+
特注バチデカ☆コルセットの処方
この辺が大体の目安ですね。
まぁ骨折なんでね。
治るのもゆっくりなんですよ。
たまに『分離症を私の施術で治しました!』みたいなのを
SNSに投稿してる人がいます。
あんなのほっとけ。
痛みにフォーカスしてるなら、まるっきり病態が見えてないだけだ。
治癒反応を早める、加速させることは可能ではある。
しかし、それを人知を超えたスピードにするなんてほとんど無理だから。
そもそも『治した』じゃなくて『治ってくれた』が正しい視点だと個人的には思う。
施術者は神様じゃないんだから。思いあがるなよ。なんてね。
…そんな話はさておき。
安静期間の間はなにすんの?
ただ待ってるだけ?
まぁ、色々やりますよ!
負担かけない形での筋トレとかはいっぱいあるんでね。
腰椎分離症を放置するリスク
無茶する子はいつだって多い。
読んでるそこの体育会系出身のあなたも全力だったでしょ?
多少のケガなんてケガじゃないと思ってたでしょ?
となると腰椎分離症もあって放置してたりする方も多い訳です。
となると、どんなリスクが待ってるか。という話もしときます。
すべり症
一番はこれですね~。
腰椎って積み木みたいなもんなんですよ。
なんか椎体辺りが支点に動くのをイメージしがちですが実際はこう。

その動きを司る部分がね。
折れたままになっちゃうと…

こんな風に滑りやすくなっちゃうわけです。
支持が弱くなっちゃうわけなんで。
こういう腰椎分離症+すべり症状が合わさってるものを
『腰椎分離すべり症』とか言ったりもしますね。そのまんま。
まぁ、同時に発生する場合もありますし
後からやってくることだってあります。
まぁ、他にもあるけどここが一番じゃないかな?
何が伝えたいか
早期発見!!
これですね。
「また子供がなんかいうとるわ。」
ではなく、その訴えを聞いてあげてください。
子供ならではの怪我っていっぱいあるんで。
なんでもそうでしょ?
基本は早期発見が何でもいいんですよ。
もし心当たりあるなら、一回相談してみましょう。

