痛いの仕組み
痛がりです。
職業柄、鍼灸師の先生たちとお仕事をしていた経験もあるのですが、私は鍼が苦手です。
痛いのが苦手だからです。
いやしかし、滅茶苦茶効く。
片耳が聞こえなくなった時とか、一発で治してもらいましたし。
腰痛いけど動かなきゃならん!って時は
「お願いします…」と懇願してました。
寝れない時とかお灸据えたら「おっ!?」と改善しました。
私は柔道整復師なので鍼をうてません。
なぜ痛みが減るのか。よくなる道理等はまでは想像と推測でしか語れません。
しかし、鍼をうってくださる先生には各人に道理や理論があります。
聞くたびに頭に?が数個出てきます。
しかしなにはともあれ効くんだ。
いやはや。鍼灸とは凄い。奥が深い。
尊敬し、信頼もしている。
しかし、私は鍼は苦手である。
いやだって、
鍼を挿すときにちょびっとチクッ!ってするんですよ。
それがもう苦手で苦手で仕方ないんです…
※ほとんどの人は痛みとして感じないらしい。
なのでいつもいっちばん細い鍼でやってもらっていましたw
それでも挿入時に全身を「ピクッ」とさせてました。
「痛くないやろがーい!」
「力抜けーい!!」
とお尻を叩かれたのはいい思い出です。
さて、このように”痛み”の感じ方というのは人によりけりです。
痛みに強い人から、弱い人。
同じ刺激なのになぜこんなにも違うのか。
それには脳が関係してんじゃない?っていう
痛み
痛みというのは基本は感覚というものに分類されます。
痛覚ってやつです。
構造はすごくシンプル。
受容器(痛みのセンサー)
↓
脊髄
↓
脳(視床)
↓
脳(大脳)
基本はこのルートを辿ります。
イメージはリレーですね。
受容器という最初のランナーが痛みの要素となるバトンを受け取り走りだす。
脊髄でバトンタッチして第2ランナーは脳に向かう。
脳の視床というところでラストランナーへバトンタッチ
視床から脳の外側にある大脳までラストランをします。
このように痛みを感じてから脳まで走ってくんですよね。
このセンサーが多く反応すれば強い痛みとなるとされています。
ランナーが多ければ痛いが強くなる。というイメージ。
逆に少なければ弱い痛みやかゆみに近い症状がでたりもするとかなんとか。
※詳細を語るとハチャメチャにややこしいので割愛
なぜ痛みの感じ方が違う?
この辺は様々な研究が現在進行形で進んでいるので明確な答えとはいきませんが
脳が人それぞれ違うから
というのが丸い答えかな。と思います。
何を当たり前のことを?
当たり前なんです。
ちょっと解釈が難しいかもしれませんが
痛みって脳が作り出したものなんですよ。
哲学じゃないですよ!?
痛みの信号があり、その痛みの信号に対して脳が反応を作ってるんです。
脳が痛みというモノを作ってるんですよね。
んーこれの説明が難しい。
私自身の経験談から一つエピソードを出しましょう。
4歳くらいかな?
私は小さい頃に、どでかいムカデに耳を嚙まれています。
それからムカデはトラウマ級にに苦手になったんですよね。
そして忘れもしない18歳の冬。
ちっちゃなムカデに気付かず踏みつけちゃいました。
最初は「チクッ」とした痛みでした。
ほんとになんか踏んだか?と思う位の痛みでした。
そして目線を足元へ落とすと、そこにはちびムカデがうねうね…。
その瞬間です。
先まで「チクッ」としたレベルの痛みだった小指が
疼きだすほどに痛みだしました。
滅茶苦茶痛かったです。
錯乱してたので
「熱い!熱い!」と言いながら服を脱いだのは覚えています。笑
その時は半狂乱状態でしたが、親に軟膏塗ってもらって泣きながら寝かされました。
すると翌日はなんにも痛くない。
腫れてもない。笑
家族の笑い話になりめでたしめでたし…
痛みとは多面である
このように
- 過去にあった経験
- その時の感情
他にも要素はいっぱいあります。
こういった場面から痛みというのは大きく変わります。
「脳が痛みを作る」
と私が言ったのも少し理解していただければ嬉しい限りです。
痛みで悩まれてる方へ
かといって当院で
「全部その痛みは偽物ですよ~」
なんてことは口が裂けても言いません。
痛みというのは身体の危険信号という側面もあります。
痛みがなきゃ異常に気付かないですしね。
だからこそ痛いから治療する。
これはもちろんですが
なんでこの痛みなんだろう?
この痛みの根幹はなんなのか?
そういった部分をその人の生活背景から環境まで考慮しなきゃいけないと私は思っています。
だから問診が長いです。笑
とくに最初はひたすらに問診です。笑
人によっては「そんなことまで聞くの?」と思われるかもしれません。
けど、それくらい痛みというのは複雑で難しいのです。
身体とは単純でもあり、難解であるのです。
もし、痛みで悩んでいる方は、一度ご相談ください。
もしかしたら、話すだけでも気が楽になるかもしれません。
私が対応できるものであれば、治せるかもしれません。
お気軽にご相談を。

