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テーピングは万能だが、万能じゃねぇ

テーピングは万能だが、万能じゃねぇ

スポーツマンであれば皆大好きであろう!!!

テーピング!

なんかつけたら強くなった感もあるよな!
今はカラフルにもなってるし、貼るだけでモチベも上がるよな!

しっかし、なんだ!お前のそのテーピングは最高だぜ。
何の戦術的優位性タクティカルアドバンテージもない事だけを除けばな。

すみません。心の中のスネークが出てしまいました。

まぁ使い方次第ですね。

ホントに上手く使えば効果はあるけど
間違えばただのお飾りになってしまう。

それがテーピング。

よーし。今日はそんなテーピングを俺が詳しく語ってやるぜ!!!

テーピングとは?

ここはイメージのままかな?

皮膚の上からペタペタして固定したり動きをサポートしたりするもんです。

さて、このテーピングにも結構種類があります。
細分化はいくらでもできますが、そんな事するとややこしい。

そこで私はテーピングをざっくり3種類に分別してます。

  • 伸縮テープ
  • 非伸縮テープ
  • その他テープ

こんな具合ですね。

ま、それぞれ見てきましょうか。

伸縮テープ

皆がキネシオテープって言ってるやつがイメージつきやすいですね。

特長としては伸びます。

ピンボケすまぬ

このように引っ張るとある程度伸びるんですよね。

なので貼る目的としては
筋肉のサポートや軽い動きの制限として扱う場面が多いです。

他の使い方もあるっちゃあるんですが、こまけぇこたぁ専門家の内々だけでいいんですよ。

一応この伸縮テープを細分化すると

  • キネシオテープ
  • エラスティックテープ

という形になるのかな。

エラスティックテープてなに?でしょ?
コイツはスポーツしてなきゃ触れる事ないと思う。

ま、キネシオテープよりも分厚く少し硬い素材で作ってあるテープと思ってくれたらいいです。
ちょっと伸びにくく、硬いテープですね。

つまるとこ、筋サポート能力よりも固定能力に比重を高めたのがエラスティックテープですね。

このように伸縮能力があるテープを一括して
「伸縮テープ」って私は呼んでます。

非伸縮テープ

文字通り伸びないテープですね。

伸びないテープ

引っ張っても伸びない。

ま、貼る目的としてはがっつり固定するってとこですね。

通気性を加味して綿生地が多い。
つまり白いモノが多い。

なので私はホワイトテープって言ったりしてます。

最近は色付きも多いけどねw

まぁ、他にもレーヨンとかアセテート生地のやつもありますが。
これはちと特殊なのでまたの機会に。

その他

分類が難しいもんは全部これでいいんだよ(白目)
分類方法なんて山ほどあるからな!

あくまで私見

これは「伸びる」or「伸びない?」
で考えた場合の分類だ。

「固定」or「固定じゃない」
「撥水」or「非撥水」

とか分類方法を変えればな、いくらでもこのカテゴライズは変わるんだ。
だから参考までにってとこですね。

ま、参考までに当院で使うテープはこんなとこかね?

ニトリート EBテープ

ニトリート EBテープ

ニトリート CBテープ

ニトリート CBテープ

キロテープ(キネシオ)

キロテープ(キネシオ)

アクションテックス(低伸縮テープ)

アクションテックス(低伸縮テープ)

さて、本題

さて、タイトルを回収しましょう。
今のままじゃ、ただのテーピング講座になってしまう。

うんちくおじさんはコリゴリである。

「テーピングは万能だが、万能じゃねぇ」

まるで哲学。

まぁ細かい部分は語ると長くなりすぎますので簡潔にいこう。

テーピングって、貼る目的があるんですよ。

「ガチガチに固めたい!」
「ある程度フレキシブルにしつつこの動きだけ制限したい!」
「この筋肉をサポートしたい!」

このような具合にね。

その目的に合わせてテーピングを選んで貼り方を考えてペタペタ…
といった具合に、思考と作業がトレーナーさんや施術者側としてあるんです。

そこには微妙な力加減や引っ張り方といったテクニックも存在する。

そういった思考の上に辿り着いたテーピングは芸術なんですよね。
無限の可能性を秘めている。

つまり、かなり万能なのだ。

ところがどっこい

万能そうに見えて、弱点もある。

様々あるが、特に気になるのは時間経過や発汗などで徐々に粘着力が落ちるという側面だ。

どんなに綺麗に完璧に巻いても、時間経過で機能は弱くなるのだ。

どんだけ非伸縮テープでガッチガチに固定しても
1時間もすりゃ、固定力はガタ落ちである。

スポーツの場面ならもっと短いスパンで固定力は落ちる。

伸縮テープであっても同じだ。
素材や種類毎で多少の差異はあるだろうが、どのみち張力も落ちるもんだ。

テーピングはそういうもんだ。

プロの選手のテーピングって、空き時間あれば即巻き替えてる事がほとんどだぜ?
テレビやコート内とか見えるとこではやってないから気付きにくいけど。

ま、万能じゃない側面には

「持続力」という明確な弱点が存在するのである。

じゃあなんで皆テーピングするの?

既製品のサポーターとかよりも微調整が効くんですよね。

ちょっと強く巻きたい
ここだけ弱くしときたい
この方向に力を加えたい

こういう微調整が効くんですよ。
なんというか、痒いとこに手が届くというか。

そんで薄くできる事も多いしね!
サポーター特有のゴワゴワするのを嫌がる人も多いしね。

まぁ、その微調整のしやすさ、手軽さ、その辺のバランスを見て結局テーピングが好まれるんだろうなと。

きちんと使えば武器になる

なんでもそうなんだけどねw

まぁ、こちとら結構考えてテーピングしてんだぜ!

って読者の方々は感じてくれたら嬉しいかな!!!

ま、言いたいことはココじゃねぇんだがな。実は。

貼って終わりにするな

さて、この記事を書いたのにも理由がありましてな。

特に同業者!!!!!!!

ここまで読んでくれた同業者は、もう気付いてますよね。
気付いてくれてたら嬉しいね。いや、気付いてくれ。

貼ったテープは、時間が経てば機能が落ちる。
つまり、貼って終わりでは、何も解決してないんだ。

テーピングはあくまで「補助」でしかないのだ。

特に固定が必要な場面とかそれよ。
急性期の重度のケガなんかは特にそれよ。

急なケガをしました!
結構重度だ!!!
固定しなきゃ!!!
 ↓
テープで巻き巻き!
 ↓
固定できた!!!!

…

何してんだ???

そのテーピング、絶対にスカスカなるぞ???
急性のケガなら、初期は如何に初期の出血を抑えられるか。

これがカギになるのは言うまでもない。

だから動かして欲しくないし、固定をするよね?
血流増やしたくないし、冷やすよね?
再受傷が怖いから保護するよね???

はてさて、ではその固定をテーピングでしちゃったらどうか。

テーピングに、固定具と同じ持続性があると思うなよ?

動かしたくないのに次第に動くわ、圧迫は出来ねぇわ。
巻いてるだけのお飾りになる可能性は高い訳だ。

例えどれだけ綺麗に貼っても。だ。

だから我々には、ギプスやシーネ、装具といった

「持続して固定できる道具」があるんだ。

テーピング以外の選択肢が、ちゃんと出てこなきゃならんのよ。

患者様が治るという事を前提にしてるなら。ね?

もちろん、全てを固定具にしろ!とは言わん。

テーピングが最適な場面だってちゃんとある。
固定具を患者様が本気で嫌がるなら、せめて…!と渋々巻くことだってあろう。

あえてフレキシブルにしておく方法もあろう。

ただ、ホワイトでガチガチに固めて帰すくらいなら
固定具作る選択肢も提案できるようにしてみてはどうだ?

全然私で良ければ教えるからさ。

ま、いらぬお節介でしたとさ。

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