変形性関節症
コリコリしたものって美味くない?
ナタデココとかの入ったヨーグルトとか
中華料理に入るきくらげとか。
ああいうコリコリしたものは美味い。
鶏軟骨のから揚げとか、ずっと食べてられる。
軟骨つながりで話でもしようか。
人間にも軟骨たるものってあるんですよ。
美味いとか、味の話じゃないよ?
そんな恐ろしい事言わせないでくれ。
よく
「軟骨減ってるって言われてさぁ~」
と、患者様から話を伺います。
その代表格である変形性関節症の話でもしましょうか。
変形性関節症とは
文字通り「関節が変形する」という事象ですね。
多いところでいえば膝や股関節。肩もたまにあるね。
へバーデン結節やブシャール結節、強剛母指なども変形性関節症の一種です。
基本的に体重が常に加わるといった、負担が多いところによく発生します。
膝に発生すれば「変形性膝関節症」
股関節に起これば「変形性股関節症」
関節の骨は凄く綺麗
ま、ちょいと解剖のお話からかな。
骨って結構出っ張りがあったりと綺麗そうに見えて表面は割とデコボコしてます。
しかし、関節の部分においては鏡面仕上げのように骨の表面がキレイなんですよね。
手羽先食べたことありますよね?
骨の端の軟骨までゴリゴリ食べて綺麗にしてみてください。
骨の中心部より関節の頭のとこのがツルツルしてるはずです。
綺麗に動くためにツルツルなってるんですよ。
これがもしデコボコだったら急に「ガッ」と止まるんですよね。
イメージするならドアの蝶番あるでしょ?
あそこに砂利投げ込んでください。
そしたら「ガッ」て止まるのイメージ出来ません?
「ガッ」とか「ギュン」とか関西丸出しですみません。
まぁ、関節はちょっとのデコボコがあるとうまく動かんのです。
だから通常であればめちゃくちゃキレイなんですよね。
軟骨
骨と骨がごっつんこしてたらどんなに丈夫でもいずれは割れちゃいます。
そうならないためにも人間では骨の表面に緩衝材があるんですよ。
それが「軟骨」ですね。
だから軟骨削れてると問題なんだ!
と思う方が多い。
しかし、ここで私から本日伝えたいことを発表。
軟骨が減ってる=変形性関節症という訳じゃない。
色々書きますが、今日はこれを覚えて帰ってくれたらいいですね。
あとはおまけの話。
変形性関節症の診断基準
そもそも変形性関節症というのは基準が色々あります。
しかも関節毎で判断基準は微妙に変わる。
これは医療者目線なのでさらっとにしますが
・年齢
・関節可動域
・痛み方
・こわばり
・画像(レントゲン等)
こういったものを総合的に判断して
「変形性関節症」というのが診断されます。
軟骨が減ってるかどうかはあくまで1要素なだけなんですよ。
よくSNSや動画で
- 「○○した時に□□だったらヤバいかも!?」
- 「○○に当てはまる方、要注意です!」
みたいに動画を垂れ流してる人がいますが、飲まれるな。
そんなもん判断指標の一つであるだけだ。
確かにやってる事は間違いではない事が多いが、絶対的指標ではない。
そんな画面の向こう側にいる人よりも
身近な医療関係者にちゃんと話を聞こう。
人のネガティブな面に対して意識を刷り込むのはマーケティングの常だぜ。
変形性関節症の症状
まぁ、こっれが様々なんですよね。
炎症があって腫れる人
動作が出来なくなる人
変形してる人
単一の症状から複合的な症状まで色々と出ます。
逆にレントゲン画像で
「もうこれヤバいやん」
位に関節の隙間が無い人でも
「え?痛くないで?」
という方もおられます。
まぁ、大体は
- 関節の腫れ
- 可動域低下
- 痛み
- 違和感
この辺が主症状になる事が多いです。
減った軟骨は戻らない
また軟骨の話に戻るんですが。。。
基本的に軟骨は削れたら戻らないモノだと思ってください。
今は医療が進んでるので再生医療たるものがありますが
これはお医者さんができる事。
接骨院/整骨院レベルでは軟骨の再生は現状は不可能といって過言ではない。
「いや、軟骨は再生可能だ!!!」
いや確かに微小なレベルではあるが。微小だ。
そんな事胸張って言ってる接骨院の先生いたら、私は白い目で見ます。
どーせ「○○の論文では…」みたいなこと言うかもですが、内容ちゃんと読んでもいないと思いますので。
「膝軟骨成分が…」
と、サプリとか勧められるるかもですが。
これ読ましとけ。
そもそも再生しないのには理由があるのよ。
軟骨には血管が分布しないんですよ。
鶏の軟骨食ってレバーっぽい鉄分感ある?
ないよね?あったらそれ軟骨以外食ってる。
だからどんだけ栄養取ろうが、自己再生はない。
そもそもなんで変形するか?
問題はココなんですよ。
基本的に骨が変形する場合って
関節のどこか一部に負荷が異常にかかり続けてる。
という事象が発生してる事が多いです。
圧力のかかり方において面が点になってるんですよ。
分かりにくいな。
ピンヒールとスニーカーだ。
同じ耐重でもピンヒールの場合、踵に点の力が加わるでしょ?
スニーカーなら踵が広いから圧力が分散されてる。
こういった圧力の分布が偏る事がきっかけになる事が多いと考えてます。
内的疾患の関与もあるが、それは今置いておく。
その可能性話し出すと終わらん。
圧力が変わる要因
最初に言ったとおり、関節はキレイです。
ここで頭に「あれ?」となってる方はセンス〇
「え?骨がキレイなら圧力は点にならんくね?」
その通り。
理論上はそうなんです。理論上はね…
関節って上手い事力を分散できるようになってるんですが、それでもなんです。
関節って
骨の形
軟骨
靭帯
筋肉
関節内部
この辺が全部バランス取って初めて
面で負荷を受ける状態が作られます。
このバランスが何かしらで崩れると負荷が集中し始めるんですよね。
例えば
筋肉が上手く使えなくなる
靭帯を断裂した
とかこういった事でね。バランスは崩壊するんです。
そして不思議な事に骨って一点に負荷が加わり続けてると
そこだけ成長するといった事象が発生します。
この辺の話はまたいつか。
こういった事から関節機能の崩壊がはじまり、変形とかが始まるんですよね。
じゃあどうするか?
色んな要因があるので一概には言えませんが…
個人的に事の始まりは結構シンプルなんだろうなと思ってます。
この辺は実際にみてる方や出会った人にしか話しませんけどね。
ただでさえ長いブログがもっと長くなるのは、ね?
あと、勘違いされたら嫌なんです。w
この考えは私の治療の根幹に触れる部分なので勘違いされたくないんですよね。
筋が上手く使えなくなる状況、作って体験できますぜ。
逆もまた然りってとこかな。
よくあるセルフケア
「筋肉が衰えてます!筋トレしましょう!」
よく変形性関節症だとこのように言われます。
まぁ、衰えてるのは確かにあるのでトレーニングというものは必須なのは同意。
しかし、もっと考えてほしい。
なぜ衰えた??
そもそも負荷のかかる部位は必ず筋が働くのだ。
筋が衰えるというのは多くは「使ってないから」である。
使ってるのに衰えるか?
「使い方が悪い!」
「歩行時に○○だから使えないんだ!」
まぁ一理あるが。
そもそも使えないようになる要因というモノがあると思うよ。
その使えない要因が取り切れてないのにトレーニングしたらどうなるかな。
恐らく異常発達するか、使えないままか。
この二択だと思う。
あ、決して筋トレは否定してない。
ただ順序があるだろって事。
この場では断言したけど
変形性関節症ってのが包括的な言葉だからね。
実際はみなきゃ分からん事が多いです。
でも悩みがある。通院してても悩みが変わらん。
そうなるなら別の手探してみても良いと思うよ。
色々書きましたが、正直なところ
文章だけで分かる範囲には限界があります。
同じ「変形性関節症」でも中身は人それぞれ。
気になる方は、一度しっかり状態を見てもらうのが一番確実です。
まぁ、お気軽にご相談ください。

